飾 り 鉢
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「おもと」が園芸植物として発展したのは江戸時代です。

培養用とは別に、鑑賞(展示)用のすぐれた鉢も江戸末期に生まれました。

別名を「錦鉢(にしきばち)」と言い、鉢に施された絵はもちろんのこと、
鉢は、形の美しさと機能性にすぐれていることが大切です。

古いものでは、骨董品としての価値も高く、中には数十万円以上の値を持つ鉢もあり、
《鉢のコレクター》がいるほどで、なかなか表に出てくることがありません。
下の二点は、狩野派の絵師・五柳といわれた作者の作品です。
   
 3号の小さな鉢。平らな鍔(つば)の内側が
きびしく切り立ち、黒地に図案化された白色と
金色の菊と唐草模様が新鮮な感覚を見せている。
 鍔(つば)が広く、胴は細めで
金色と白字の青海波模様で
締めている。4.5号鉢。
◎ここでは、近年つくられた、飾り鉢のいくつかをご紹介します。
 
飾り鉢のいろいろ
右から大葉用の7号鉢、中葉(薄葉)用の6号鉢、5号鉢、小葉(羅紗)用の4号、3.3号鉢